お待たせしておりました”コンフォートショックアブソーバー(ノーマルストローク)”が入荷しました
月に1度の入荷なので月末入荷分でその月を持ち堪えないとダメなのです
しかし、8月末の名古屋店の入荷分もすでにバックオーダーで埋まってしまって
1回注文ミスをしてしまい、入荷が1ヶ月だけ無くなってしまったが原因でこの変なサイクルになってしまいました
本当に申し訳無く思っております
大阪店・埼玉店は、まだ在庫あるはずなので秋の行楽シーズン前にショックの交換予約お願いします
名古屋店は、今月(9月末)に30台分入荷するはずなのでご予約お待ちしております
さて、まずは昨日の作業紹介からね
大阪からご来店のIさま
わざわざ大阪からご来店頂きありがとうございました
作業内容
・コンフォートショック(ショートストローク)
・リアスタビライザー
・アジャスタブルスタビライザーリンク取付
の3点
ですが、交換したらどんな感じになるのかが疑問ですよね
当店の乗り心地体験デモカーに同乗し、自分(お客様)のハイエースとどう違うのかの体験希望でした
そりゃそうですよねこの3点でも金額が張るのは張ります
実際に奥様がいつもの同乗位置であるリアに座って体感開始です
店舗から道に出る段差
まぁ段差と言ってもヘビーロワードのフルエアロ車でも出れるくらいの段差と言うか道路と歩道の境目を乗り越えた時に
「もう違う」
と一言
あまりゆっくり走っていてもショックの良さってわからないので少し乱暴な運転というと語弊がありますが、段差や舗装の悪い所をわざと選んで乗るような感じで僕が運転しましたとさ
結果
上記の3点の作業を承りました
オートレベライザー補正キットも車を購入された所で取付されていなかったので交換
プロポーショニングバルブは調整して一番短くしましたとさ
気になるいつものトーションバーはすでに当社に入っていたので今回は交換しませんでした
わざわざ遠方からありがとうございました
次の作業は、今日の作業ね
豊田(愛知)ナンバー
ワイドS-GLベースのキャンピング登録車ね
リアのスペアタイヤ部分に箱をつけてシンク前の車内高1600mmを確保して8ナンバー登録という事です
と言ってもこのお車は屋根が開く車
この箱ならリアスタビライザーは問題なく取付できますとさ
リアスタビにステッカーが貼ってないので今回名古屋店で取付した訳ではありません。
もともとビルダーさんにて取付済でした
屋根が上に開く車だと屋根が重いこともあり、同じ車重量でも
・屋根が重い車
・腹下が重い車
とだったら当然、屋根が重い車の方がバランス悪いですからねぇ~やはりリアスタビライザーが必要になると思います
今回の名古屋店としての作業は
・フロントスタビライザー(ワイド)2WDの取付
作業は簡単に終わりましたが、本題はココから
オーナーさんから作業後に相談があり
「フロントのダワダワが気になる」
というのです
ブログを読んでくれているみたいでオーナーさん的には
「トーションバー替えたら良くなりますか」
との事でしたから、車重量を聞くと車両総重量が2800kgという事でした
車重量だと積載を引けばOKね、車重量だけで2800kgあるような車ではありませんから、それほどまでに重い車ではありません
まぁ無い頭で考えていても埒(らち)があかないので僕が試走させていただきましたとさ
それにはもう一つ理由がありまして
上の画像で写っている”クスコ・ショック”が気になっていたんですよ
クスコさんのショックも当社と同じKYB(カヤバ)製の14段階ショックね
気になってはいたのですが、なかなか乗る機会が無くてね
同じKYB製なので僕の場合、気にならない訳ありません
ですから調査的な意味合いもあって試乗させてもらいましたとさ
入庫時は、F12・R11のセッティングでした
いざ、試走
いつものコースを走ります
フムフムうんうん
1周し、オーナーさんにこの数値以上で走った事があるのか聞いてみると「無い」との事
F12 ⇒ 14(MAX)
R11 ⇒ 13
へ2段階上げて、もう一周
フムフムうんうん
減衰力を大きくすることによって、入力側が著しく硬くなるショックではありませんでした
入庫時のF12R11の時よりは幾分良くなりましたが、やはり跳ね返りが
オーナーさんが気にしてみえたトーションバーは、ノーマル車高だったのとバンベースで26540(25.6Φ)が入っていたこともありまして、必ず交換しなければならないくらい、フロントが沈み込んでいなかった感じが僕はしました
オーナーさんに当社のデモカーに乗ってもらい、ブレーキを踏んだ後の挙動を自車と比べてもらうとなんとなくわかって頂けた様子
それほどまでに重くなくてもルーフトップが重いので通常と違う動きになっているのかも知れませんね
車って難しいですねぇ~
今日クスコさんのショックを体感することが出来て、よい経験となりましたとさ
結論とまでは言いませんがこのお車には、減衰力が少し足らない感じが否定できないかな
と個人的には思いました
あくまでもこのお車にはの話ですよ
否定している訳ではありませんのでご了承下さいませ
だって、お客様がトーションバーを気にしているからと言って、トーションバー交換したって
減衰力も足りて無いのにトーションバー交換したら、バネが太くなるんだからもっと揺れを止める事ができるショック
すなわち減衰力が大きなショック
が必要になってくるのが当然ですからね
ただ闇雲にトーションバー替えたって
お客様が困るだけだしぃ
お客様に恨まれたくないしぃ
自分が可愛いいしぃ~
松下電器産業創設者・松下幸之助さんの言葉ですが
無理に売るな。
客の好むものも売るな。
客のためになるものを売れ。
その通りだと僕も思っていますし、僕がお客の時でもそうして欲しいもんね
なのでトーションバーは無しにして、とりあえずショックの減衰だけF14R13で乗ってもらうこととなりましたとさ
無理強いは絶対にしたくないので
今日は、ショックの入荷もあり足廻り作業ばかり行いましたが、時間が来てしまったので今日の続きは明日にしたいと思います
最後にドイツで見た車の紹介
ベントレー ベンテイガ
超高級車のベントレーSUV
そんな事はどうでもいい
問題はホイールね
このホイールにそっくりなホイールがあるんですよ
少し、ヒネリが加わっていますが似てるでしょ
フロントのラインは、BMWみたいだし
まぁどうでもいいネタでしたね
では、また
名古屋店より かみむら