今日は朝から、お馴染みのトーションバー交換でございます
キャブコンタイプのキャンピングカーです
ベース車両は、ナローボディの4WDディーゼル車
車重量は2800kgでございます
そりゃね
ブレーキ踏むたびにフロントがダワンダワンと波のように動いて、沈み込んじゃうわけ
ピットに入れるだけで嫌気がさしてしまうほどにねオーナーさんすみません
以前、名古屋店にトーションバー交換の為に電話予約で承ったのです
キャンピングカーということでお聞きしていたので26.0Φのリムさんのトーションバーをご用意していたのですが…
ご来店のお車は、キャ、キャブコン
その上、車重量が2800kgと聞きまして
先日第一発目に交換した三重県ナンバーのIさんの車と変わらない車重量に我々はひるんでしまった訳です
純正品と比較すれば当然24.4Φ(26570)からなので28%UP
そりゃ28%はUPするので良い方向に向くことは向きますが、用意した26.0Φでは太刀打ちできない訳ですよね
ですから、取付はやめてちょうどその頃に
「どうせ26.9Φの型を製造したのであれば、4WD用も作ったらいいんじゃない」
ってな三重県のIさんの要望もあり製作しようかと考えていた頃だったので26.9Φを作る方向で発売まで待っていただいていた訳です
4月30日の事なので3ヶ月くらい前の話ですね
で、トーションバーが完成して入荷したので今日の取付となりました
24.4Φ ⇒ 26.9Φ 約44%UPくらいになるのかな
商品が届いても数値が届かないというね
26.0Φ と 27.5Φ の中間のバネレートですけど一応知りたい僕
コチラ側(助手席側)は簡単に外れたのですが、運転席側は白サビが出ていて
トーションバーボルト切りましたとさ
ある程度緩んでからカットなら、まだ良いが今回はほとんど緩まなかったので切った時の衝撃の凄さったら
あぁ~怖っ
何度切っても怖いものは怖い
で、作業後に試走してもらうと…
「硬くなく、踏ん張るからいい感じ」
との事でした待ってもらって良かった
さて、ピットは地獄のように暑いのでブログを書いているフリをしておこう
涼む事を理由にトーションバー交換について書いてみようと思います
今もなお、トーションバーを交換しなくても良いという人も多いのも事実
それを今まで書いてないような事を例に上げて書いてみようと思います
コレを見て下さい
キャップボルト(六角ボルト)に6角レンチが刺さっております
通常、トルク管理をせずに目一杯に締め込んでみようと思う場合には皆さんどうされますか
上の図のように90度の角度で力を入れていくと思います
矢印の方向に力を加えると思います
では、このような場合はどうですか
先ほどと同じ方向に力を加えていて同じ力で締め付ける事ができますか
できませんよね
通常は、やっぱり90度の角度で力を加える方が効率が良いはず
感の良い人なら、もうお気づきですよね
この6角レンチがアッパーアームだと思って欲しいのです
ローダウンする事によってアッパーアームに角度がついて、同じ力を加える事ができなくなってしまっているんです
僕は特にハイエースと言っていますでしょ
NV350キャラバンなどは、ローダウンしていってもハイエースほどアッパーアームに角度がつかないのでそれほどまでに頼りない感じにならないからなんです
ローダウンしてアッパーアームの角度によって作用しにくくなってしまった事を少し太いトーションバーを入れて補うというか純正ノリ味に近づけてあげる事がトーションバーを交換する理由なんです
以前とは少し変わった例え方をしてみましたが、いかがでしょうかわかりやすかったですかね
今までもトーションバー交換する理由をなんやかんや書いていますので気になる人はご覧になって下さいまし
補足説明! 2016/2/13
トーションバーについての補足 2016/2/14
TPOに合わせて…というブログに書いたように
ある車にはOKの改造であってもこの車にはNGなんて事もザラにあるんです
TPOに合わせないといけないのです
玄武さんのハイトダウンサポーターっていう商品ありますよね
ヘルパーリーフのバンプをこのアイテムに交換する物なんですが、今までの3型までのヘルパーリーフのバンプと取り替えするのであれば良いものだと思います
良いものだと言うことを前提に今後の内容を理解して下さいね
商品を否定している訳ではないので
そのハイトダウンサポーターも昨日のブログにありましたように4型S-GL2WD車のヘルパーリーフのバンプと交換するのは良くないというよりも意味が無いのです
ヘルパーリーフが純正で”へ”の字型に変更になり乗り心地が改善したにも関わらず、この薄さの物に交換してしまったら、物理的に荷が掛かっても力を逃して乗り心地を確保してくれているにも関わらずヘルパーリーフも効かない状態にしてしまっていることになってしまうんです
4型S-GL2WDのヘルパーリーフの純正ブッシュは右側です
今までの純正の物と比較してもこれくらい高さが違う物をもっと低く柔らかい物に交換してもね…意味が無い
もちろん、4型の4WD車DXや3型までの1ナンバー4ナンバーのヘルパーリーフの物を交換することは意味があるんですよ
そこだけはわかってくださいね
4型S-GL2WD車のみなので
意味がない事は、オススメしたくないので書いているだけです
わかってね
アッパーアームの角度の変化によってトーションバー交換しなければいけないことをわかってもらえたと思い次に進みます
で、今日はローダウンしていないので重量に合わせたトーションバーの太さに交換してあげたまでです
これはわかりやすい
キャブコンやバンコンのキャンピングカーにお乗りの人
車重量2500kg越えているのであれば、キャンピングカーはバンのように荷物を載せたり降ろしたりしませんからね
交換しないとショックの寿命も縮めますよビルダーさんに
「交換しなくてよい」
と言われたと人もみえるかと思いますが、本当にそう思いますか
「フロントがダワダワして変だな」
と貴方がそう感じているのであれば…
そう思ったのなら…
それが一番大事な事なんですよ
車を運転して移動するのは貴方なのです他人がどう言おうが貴方が変と思ったのなら相談して下さいまし
質問だけでもOKですよぉ~
お待ちしております
さて、最後は作業の報告を少し…
ワイド・ワゴンGLにリアスタビライザー取付
オイル交換
画像は撮り忘れましたが、あと3台くらい交換してます
ダイハツ・ハイゼットでは無く、車は同じでもトヨタ・ピクシスバンのハロゲンヘッドライトをH4LEDバルブに交換
赤色号のハンドルをトヨタの純正工場でこしらえた本革張替えハンドル取付
純正クォリティだねぇ~素敵
今日の所はこんな感じかな
赤色号は無事に納車されましたとさ
僕的にかなり気に入っていたので無くなって悲しい
まぁそんな事言っていても始まらないので今月納車の車を手掛けようと思うのですが…
この暑さ…
名古屋店の屋根は折板屋根なので…
べらぼうに暑い…
少し暑さが和らいだらやろう…
そう固く誓った土曜日の午後でした
では、また
名古屋店より かみむら
夏季休暇のお知らせ
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