昨日の話です
以前からお電話頂いていたお客様のご予約作業
4月末にバタバタしていて作業できなかったので昨日作業させてもらったんですが、何の作業かと言いますと…
例によって例の如くトーションバー交換です
お車のナンバーは”神戸”ナンバー
お仕事で三重県鈴鹿市に来てみえるみたいですが、三重からでも一宮(愛知)まで遠いですからねぇ
何故今回、名古屋店にご来店頂いたかと言いますと…
僕は、スケベなんでこの辺の市場調査が大好きです
ずっとトーションバーが気になっていたけど、どこのショップに聞いても
「トーションバー交換は薦めない」
の一点張りだったんですって
お車の状態は、2インチダウンブロックしか組まれて無いのですが実際は3インチくらいローダウンになってました
上の画像のリアのタイヤハウスを見てもらうと一目瞭然だと思います
ねっ低いでしょ
で、ディーゼル車
そんなん一切悩みなんか無しでリム・ハイパートーションバー(27.5φ)に決定ですわ
作業もスススノスイと終了
3型ディーゼル車両2WDですから純正トーションバーは26530(25.1φ)なので、27.5φに交換したと言うことは…
44%UPでございます
この数字を聞くと大きすぎるんじゃないか太すぎるんじゃないか
といった疑問が生まれるかも知れませんが、そんな事は絶対にありません
そんな事は絶対に無いんです
意味もなく繰り返してみました
トーションバーの交換の意味はコチラのブログをどうぞ ⇒ 補足説明!
心配してみえたお客様に試乗してもらい感想を聞きますと
「全然イイ何故どこのショップでもトーションバー交換をオススメしない
と言われた理由が全く解らない
」
というのが、お客様の嘘偽りない感想なんです
ショックは当社のショックじゃなく、ネオチューンのショック
当社のショックは減衰力が大きいですから、他社さんのショックよりも揺れを抑制できますから多少トーションバーが太くても対応できますが、そういうケースではありません
一体なぜなんでしょう
以前は、アジャスタブルスタビリンクってフロントスタビライザーの位置をローダウン量に合わせて補正してあげるアイテムって一般的では無かったんですよね
それこそ10年前に僕が名古屋店の平日を1人で対応していた頃なんかは、お客様の反応は
「アジャスタブルスタビリンクって何」
こういうパーツって上記のような説明しても
「それって必要あるの」
って感じの反応でした
何故なら一般的なパーツでは無かったですからね
しかし、今はどうですか
お客様の反応は
「あぁアレねじゃあローダウンの時に取り付けしておいて」
みたいな感じになってます
販売されているメーカーも多くなってますし、そのアイテムの意味をショップさんが理解されて提案されているお店も多くなった結果が今のお客様の反応になったんだと思います
時代が変わったと、でも言うんでしょうか
オートレベライザー補正キットもそうです
3型にマイナーチェンジされ、本社に一発目入庫した時に部長から
「カミヤン何か変なリンクがリアのホーシングに取り付けされとんねん何やと思う
」
って電話があり、
「光軸調整のダイヤルが無くなっているのなら、それで車高を感知してレベルあわせるんじゃないの補正するヤツ作ってよ
」
と、業界一番にオートレベライザー補正キットを製作・販売したのは当社です※現在とは形状が少し違いますが
僕はいつも他力本願ですから
コレも販売当初は必要あるんってな感じでしたが、現在は当然のように取り付けしてますし、コンスタントに販売されてます
まぁ今も「光軸合わせておいたからレベライザー補正キットは必要ないよ」というショップさんがあるみたいですが、50mm(2インチ)ローダウンした時のオートレベライザーの角度を見てみて下さい
コレはまだレベライザー取り付けしてない状態のオートレベライザーの角度ね
ローダウン量は50mm(2インチ)くらいだと思います
この角度でホーシングが赤色の矢印の方向にストロークして、リンクが普通に動くと思いますか
無理しか掛かってないですよね
ちなみに通常の角度はこんな感じ↓
通常はアームが45度くらいで上にも下にもストロークしやすい角度になっていますが、ローダウンしてしまうと90度以上になってしまってますからね
コレじゃ動きません
ついでに豆知識
どのように感知しているかと言いますと矢印の黄色の軸がボリュームみたいになっていて
軸が動くことによって電圧が変化して車高が高いか低いか感知して動いているんだよぉ~
まぁどうでもいいネタですね
ヘッドライト裏に取り付けされているレベライザーで光軸調整したって、調整できるかも知れませんが、リンク動きませんから
このリンクじゃなくレベライザーのセンサー部品だけでも2万円以上するんで壊れる前に交換しておくほうが良いと思いますよん
25mm以上ローダウンしていたら必要なアイテムがオートレベライザー補正キット
まだ交換していない人は急いで
また、いつものように脱線が酷いので戻りましょう
これに近いような感覚の違いなのでしょうか
アジャスタブルスタビリンクやオートレベライザー補正キット、プロポーショニングバルブ補正キットのように初めは馴染みが無くても段々と一般的になってくるんです
僕も恥ずかしながら名古屋店のオープン当初は、最終的にトーションバー交換しましょうって言っていましたが、今は違います
そりゃ作業的には、トーションバー交換よりもショック交換の方が多いですが、
ショック交換 約10万円
トーションバー交換 約5万円
工賃含んだらこれくらいの価格になりますから、約倍です
僕の現在の営業スタイルは、お客様のご予算に合わせて先にショックより安価なトーションバー交換を薦める事も少なくないですよん
他のショップさんでどんな理由でトーションバー交換を薦められないのか僕には解りませんが、今までの実績やお客様の反応も大切にして、ちゃんと感想をお聞きするようにしています
そのお客様の感想をふまえた上でブログに書いているんです
200系ハイエースが販売され12年
今は2017年ですよ
時代と共に考えや知識も変化して乗り心地を改善していかなきゃね
ローダウンしたら、トーションバーも交換する時代が来たんです
50mm以上ローダウンしていてトーションバーが純正のままの人
絶対に損はさせません
また3インチ以上ローダウンしていてトーションバー純正の人
そんな人は強制ですね(笑)
・ブレーキ踏んだら、フロントが変に沈み込んで
・高速道路で大きな段差があったら、その段差を身構えるように力を入れて車の衝撃を待ち構えて
・大きくうねった道路だと手前でアクセル緩めて
知らず知らずのうちにそんな運転になってしまっていませんか
ちゃんとしたトーションバーの選定をすれば、上に書いたような運転になりにくくなりますし、
高速道路でココに書けないようなスピード域で段差があってもアクセル踏み込んでも心配ないようなしっかりした足になりますよん
他店舗で断られたり、薦めないって言われた人も聞くのはダタですから、僕に直接電話くれるか、来店下さい
お待ちしておりまする
では、また
最後に今日のブログが読まれた方を不快にさせてしまうような少し攻撃的な表現になってしまっていたのであればお詫びします。
ただ、トーションバーの交換は本当に意味ある事です。
僕が会社の事だけ考えているサラリーマンなら、ユーアイのトーションバーだけ売ってますよ(笑)
それでは無理だから、他社製品であるリムさんのトーションバーを26.0φ・27.5φの2種類と当社オリジナルの25.7φの合計3種類のトーションバーを名古屋店は常に在庫を持ってローダウン対応しているんです。
嘘は書いていませんが、皆さんにトーションバーと言う物に興味を持ってもらえるように…と思って書いている上での表現です。すみません。
連絡をお待ちしております
名古屋店より かみむら