今日は台風の影響による作業キャンセルと月末棚卸しの為に土曜日。これだけニュースで台風情報が流れれば外には出歩きませんよね
これ以上、台風による影響が出ないように祈ってます。
時間に余裕があるので今日もまた”読んでも意味ないブログ”書きます
今朝、僕宛のメールが2件くらい入っておりまして2件とも北海道のお客様からでお一人は、リーフについての質問でした。
今日は、時間があるのでそのリーフについて少し書きたいと思います。
「ハイエースは純正状態(フルノーマル)だと乗り心地が悪い、乗り心地が悪い」と言われていますね。
確かに乗り心地が良い!とは僕もお世辞でも言いませんが、全てのハイエースの乗り心地が同じでは無い事を今日は言いたいのです。
「ワゴンは乗り心地良いやろ?バンは同じや乗り心地悪い!あかん」
とワゴンは乗り心地良くてバンは乗り心地悪いと言われていますが、バンを一括りにして欲しくないです!
バンでもグレードや駆動方式によって全てリーフの硬さが違うので乗り心地違うんです
4型以降の2WD・S-GLはヘルパーリーフのソリが「へ」の字形になって乗り心地良くなった!とブログでも書いていますが、一見同じに見えるリーフを一目で硬さが解る方法があるんです
気になってきたでしょ?
まずはリーフの画像を見てみましょう
名古屋店に転がっている僕のコレクションリーフの1本
4型以降の2WD・S-GLの純正リーフです。
R-26F10-H
の「H」はロット番号的な表示だと思います。同じ形状のリーフでも徐々にアルファベットが進んできてますので憶測で書いてますが当たってり
ちなみに1・2・3型までは、S-GLで駆動方式同じでも全部リーフ形状違います。
4型以降はずっと同じなので個人的にはつまらないリーフは型が変わる度に変わって欲しい!と個人的に思っています
面白いですからね
まぁそんな個人的な興味は置いておいてR-26F10-H表記の後ろの数字を見て下さい!
618
この数値がおそらく硬さを示しているはず…という予想でブログを書いてます
お次は4型以降S-GLの4WD純正リーフ
621
ワゴンGL2WD 591
グランドキャビン2WD 600
DX4WD 622 もしくは626
と、こんな感じです!
どれくらい硬いのか?は数字に関係性&意味ががあるのか?わかりませんが、数字が若い方が柔らかいのは間違いなさそうなんですよねぇ~
普通に考えて非現実的で手間と費用は掛かりますが、こういった数字から色々と試してみて実際に乗り比べするのも面白いでしょうね!
何度もブログに書いてますが今一度書きます。
リーフが柔らかい(ワゴンリーフ)と低速時に乗り心地が良くなるのは確かですが、高速時に動きすぎてしまって不安定になります。
逆にリーフが硬い(バンリーフ)と低速時は乗り心地が硬くなりますが、高速時だとワゴンリーフよりも硬い分しっかりとするので高速道路ではバンリーフの方が有利です。
物事には一長一短あります!足廻りは奥が深いです
僕は、個人的に2型の2WD・S-GLのリーフがコシ等も考えて一番好きなんです
コレクションで1セット持ってますが、もうかれこれ約14年前のリーフですから新品で注文できるのかどうか?どうなんだろ?
これでブログを終わろうと思いましたが、皆さん全く興味が無い話題を追加で書いておきます。
これを見てください
リーフが2本並んでいます。
どちらもロワードリーフ(取付するだけでローダウンできるリーフ)です。
短いほうが6インチダウンリーフ
長いほうが3インチダウンリーフ
まぁダウン量はどうでも良いんですが、このリーフは80系ハイラックス用のリーフです。
なぜ長さが違うのか?そこが問題です
なぜだと思いますか?これが解ったらマニアです
短い方は、国産のハイラックス用少し長い方は北米仕様のハイラックス(北米名トヨタピック)用
同じハイラックス。ハンドルが右か?左か?だけでなぜ長さが違うのか?気になりませんか?
それは積載量にあります。
日本のハイラックスは、ハイエースと同じ・最大積載量1000kg
アメリカのハイラックスは最大積載量500kg
と最大積載量が1/2なんです。
積載量が多ければ多いほど重さに耐えて強度を確保しなければなりませんのでリーフは厚く、短く
積載量が少なければリーフの枚数を少なくも出来るし長くもできるワケです!
ということは、リーフが長く、薄いって事は乗り心地が良い!って事
だから、アメリカのハイラックス(トヨタピック)はリーフが長い
って事で僕のハイラックスは、リーフをトヨタピック用にして乗り心地を良くしてます。
長さが違うので当然ポン付けはできませんから加工しての取付です。
リーフの長さが変化しますから、純正のバカでかいリーフハンガーを移設&小さく
車高を低くする為にリーフのアイ部分(丸いエンドの部分)をフレームにめり込ませる加工を施してもらってます。
そうする事によってアイ部分がフレームとほぼ同じ高さになるようになります。目に見えない部分ですがこだわって製作してもらってます。些細な事のように感じるかも知れませんが、ココの10mmが違ってきますからね!
リーフが元気に反りくり返っていますが、ボディやエンジンが載っていませんからボディ・エンジンが載りGをかければここくらいが一番低い場所になりますから、些細なことの積み重ねで低くてもストレス無く走れるようになるんです!
リアのアイハンガーも当然移設
純正ライクに仕上げてもらっているので80ハイラックスに乗っている人でも違いがわからないくらいだと思います。
わからないと言ってもちゃんと構造変更取って公認ですから、ご安心ください。
短い6インチダウンリーフから、少し長い3インチダウンリーフ+3インチダウンブロックを入れてローダウンしてあるのにも理由はあります。
リーフは本来、弓なりに弧の字を描いてますよね?
6インチダウンリーフだと真っ直ぐ通り越して逆反りです。その状態ではリーフがしならない(動かない)= 乗り心地が悪い
だから、3インチダウンリーフにダウンブロックを入れて同じ量のローダウンをさせて動きを良くしているワケです。
乗り心地を良くする為に!
同じローダウン量でもリーフやリーフのソリ具合によって乗り心地は思った以上に影響してしまいます。
ハイエースでローダウンブロックを入れてもいないのに過走行によって、車高が下がりほぼ真っ直ぐに近い形状になってしまったハイエースを良く見ます
そんなお車なら新品のリーフを入れたら、同じリーフでも乗り心地良くなるんです。
過走行のお車は純正リーフへの交換も十分に効果があったりするんです!
見た目では乗り心地はわかりませんが、目的地まで良い乗り心地で安全に移動できる!そんなお車を作りたいなぁ~と思っております
足廻りって難しいけど面白いと思いますので固定観念や誰々が言っているから…ってのを一回リセットして考えてみて下さい。
世の中に出回っている情報って案外間違いな事も多いですよ
今日も読んでも意味ないブログでしたが、最後までお付き合いありがとうございました。
では、また
名古屋店より かみむら