少し前から、朝晩が冷え込むとまでは言いませんが、かなり涼しくなってきました
ココ名古屋店は、本格的な冬になるとお断りしている作業があります
外気温の関係でクーラント全交換をお断りしているのです
そんな季節的な背景もあってかどうかは不明ですが、昨日も1台、本日も1台
クーラント全交換させていただきましたぁ~
残念ながら、昨日の画像はありません
ちとバタバタしておりまして
で、今日のお車の画像
3年位前にトヨタ純正クーラントに交換済だそうです
ですから、それなりに綺麗な色をしてましたよん
排出したトレイが青色のトレイだったので色が混ざって紫色になるので撮りませんでしたが綺麗でした
綺麗なブルー
作業していると「ウォッシャー液みたい」とかなりの確率でお客様に言われます
通常、クーラントなんて使用期限が来て純正クーラントにして綺麗になったとしても体感できるなんてぇ~事はありません
かりに体感できたとしたのなら、もともとの状態がかなりヤバめに違いないですね
しかし、ルブロス・クーラントは違います
クーラント液に気泡が出来にくいんです
難しい言葉では、キャビテーションと呼ぶらしいですが、簡単に説明するなら、船のスクリューを想像してみて下さい
この大きなスクリューが回転して船が動くでしょ
船の後ろ側って、どんなんになってますか
ブクブクです
高速で回るスクリューなどで起こした液体の流れの中で圧力が低くなった時、液体が気化して小さな気泡が発生しますそれをキャビテーションって言うんだってさ
この泡って空気ですよね
空気は最高の断熱材ですから、熱を遮断してしまう訳ですよ
「こんな事、車で起こるわけ」
と疑問に思う人も多いと思いますから、車に寄せて書いていきましょう
実際のハイエースのウォーターポンプです
アップにすると…
エンジン内部にクーラント液(冷却水)を循環させる為のプロペラがあります
このプロペラがファンベルトで回る訳です
もうお解りですね
このプロペラの周りに、船のスクリューのように泡が発生して、放熱を妨げてしまうんだなぁ~
だから、泡立ちにくいルブロス・クーラントに交換すると言う訳
ジィジが初めてルブロス・クーラントに交換した時の話です
外気温が10度の時にエンジンが温まってから20分アイドリングしていたら、2回電動ファンが回っていたのに交換したあとは、40分待ってても電動ファンが回らない
どれだけ寒い時期でも大阪です。雪も降っていない時に停車してエンジンかけていたら、電動ファンくらい回りますからね
それだけ放熱している訳ですよ
放熱効果が優れているという事は、吸熱効果も優れているので
これからの時期だとエンジンが温まる時間が早くなるわけよ
すぐに暖房かかるようになるから嬉しいね
効果はそれだけじゃなく、
・エンジン音が静かになる
・走り出しがスムーズになる
と良いことばかり嘘じゃないよ
名古屋店は、冬場は外気温が低すぎて、エア抜きの時間がビックリするくらいかかるのでお断りするので今のうちにご依頼下さいまし
ハイエースなら1台 25,000円(工賃込み・税抜き)となっております
是非とも宜しくお願いします
では、また
名古屋店より かみむら