皆さん覚えていますか
2月12日に書いたブログ ⇒ せっかくの物が台無しになるんですねぇ~(++;)
せっかくショックを交換してあるにも関わらずちゃんと取付されていなかった車
このショック見てよ
本日、手直し作業させて頂きましたとさ
まずはトーションバー交換
4駆のフロント少々落としのお車に当社オリジナルトーションバーをIN
まぁ少し落としすぎだったのでトーションバー交換と同時にフロントの車高を上げさせて頂きました
で、問題のショックの長さ調整ね
うん実に暗くて見にくい画像である
そんな話はさておき…要は、ショックが長すぎる訳です
で、横着してショックを取付したまま長さ調整しようとしましたが、ベルハンマー(最高級潤滑油)をもってしても駄目ね
で、ショック取り外し
最初からそうすれば良いんです急がば回れ
です
で、凄いことが判明する訳ですよ
何と、ショックブーツの中にストロークストッパーが入っていたのです
こんな物が入っていたのなら、ストロークなんかしていた訳もない
大袈裟に書けばノーサス状態ですね
このストロークストッパーの硬さで乗っていたとも言って良いかも
そんな事今更言っても仕方ないので
フルジャッキアップして一番サスペンションが伸びた状態にします
で、ショックのアッパーマウントからロアアームの固定位置までの寸法を測ります
今回は、350mmほどありました
350mmでしたが、ビビりの僕は少しだけ余裕をつくりまして…
360mmにしてみましたとさ
元々の状態から50mmくらいは短くしましたよ
並べてみるとその違いが一目瞭然でしょ
ストロークストッパーの段々を1個カットしようと思いましたが、ストロークし過ぎてショックが抜けてしまってはいけません
僕はそんな責任は取れないので一先ずこのままでIN
お次は、リア
リアにもストロークストッパー入っておりました
リアは、全くノーサス状態でしたね
リアは、フリーにして長さ的に問題無いと判断して一番短くしました
コレでフリーの状態
1G掛けたらこんな状態
本来ならもう少し短くしたいのですが、これでMAXなので仕方ありません
比べてみると変化がわかってもらえるはずです
しかし、もう少し短くしたかった
もう少し…
もう少し…
もう少し………。 _| ̄|◯
しかし作業後に、試乗すると前回とは全く別物になっておりました
今回は、トーションバーの交換もしましたが、ショック交換時に最初から、このような状態にしておいてくれればわざわざ滋賀県から、ユーアイ名古屋の扉を叩くことも無かったかも知れませんが、当社としたら良しとしておきましょう
どうも闇ムラです
オーナーさんも乗り味は全く変わったと言ってみえましたし、試運転した僕ですら前回の道路の段差で飛び跳ねていた箇所でもまぁ何とか収まる感も出ました
今後はリアスタビ、のちのちにはユーアイのショックも…という、少しづつ確実に乗り味を改善していきたいとの事
今日も「このショックが駄目なら、ユーアイのショックに替えて下さい」とは言われたのですが、せっかく買ったばかりのこのショックのポテンシャル見てみたいじゃないですか
これ部長に怒られるヤツです
内緒にしときます
で、お次は長野の”諏訪ナンバー”のワゴンGL車
コチラのお車も4WD
それもかなり低い
リアに40mmローダウンブロックが入っているようですが、フロントがかなり低い
ワゴンGLのトーションバーは26560(23.7φ)
当社のトーションバーが24.7φですから22%UP
本来であれば、もう少し太いトーションバーが好ましい…。
かと言ってリムさんの26.0φでは44%UPとなり硬いはずですからね
それにワゴンGLはリアのリーフが柔らかいのでこれくらいの方がバランス良いかなという理由で当社のトーションバーにしました
で、またトーションバーボルト緩まないというね
またカットですわ
最近多いな
そしてリバウンドストップの高さが、あまりに隙間が空きすぎていたので、ソコも調整
もう少し太い方が…という思いもあったので作業後に試運転
気になる車は乗ります乗らせてもらいます
ショックの減衰力もありますが、随分と良くなりブレーキのタッチも良い良い
帰りは、減衰力そのままで帰ってもらいましたが、しばらく経ったら、120km/hくらいで走行中に少し大きなギャップを乗り越えて一回で揺れが収まるくらいに調整して下さいと伝えましたとさ
当社のショックアブソーバーではありませんでしたから、特性が良く解らなくて…
KYB製だったんですが、各メーカーさんによって味付けは全く違いますからねぇ~
減衰力を上げていくと入力が急激に硬くなって嫌悪感を感じてしまうショックもあります
それが駄目とは言いません
それがメーカーさんの味付けですから
選定は、お客様次第です
しっかりと選んで下さい
作業後にお客様にも試乗してもらいましたが、ブレーキの感じが良くなってたと言ってみえました
帰り道の高速道路といつも慣れ親しんだ道なら、もっと違いが体感してもらえるはずですので満足してもらえたら、次は気になっているリアスタビライザーの取付にご来店下さいお待ちしています
2WDのトーションバー交換は、一日に2台って今までもありましたが、4WDのトーションバー交換を2台は珍しいかも
今月の4WD車のトーションバー交換予定だけでも4台あります
で、在庫が尽きるというね
2WDはたんまりとは言いませんが、在庫ありますのでお気軽にご相談下さい
27.5φは残り僅かですし、3月末~4月初めに入荷予定の26.9φは予約注文がかなり入ってます
型代まで出してもらって製作したトーションバーですからねぇ~
・ナローのディーゼル車の2インチローダウン車
・ワイド・ワゴンGLの2インチローダウン車
にもってこいのトーションバーだよん
ご予約お待ちしております
最後にブログの冒頭に書いた滋賀ナンバーのお客様にご連絡することがあったので電話すると
帰りの高速道路ががかなり快適になったんですが、、帰ってからいつもの通勤してみえる道、片道18Km往復で36kmの道のりを試乗されたようです
コレが一番解りやすいですからね
で、今まで飛び跳ねていた所でもOK
全然良くなったとの事でした
良かった良かった
やっぱりショックの長さって大切ですね
では、また
名古屋店より かみむら