こんにちは
4型6速オートマチック見かけるようになってきましたね
ユーアイビークルで人気のルブロスATFプレミアム
この4型6ATには入れることができないんです
とてもお問い合わせが多いのに入れれないのが残念です
なんで入れれないのか簡単に説明してみましょ
4ATのトランスミッションはレベルゲージが付いていてゲージ穴から抜き取りオイル注入後はPレンジからLレンジまでゆっくりシフトした後にPレンジに戻しオイル量を確認していました
HOTの範囲にあればOKだったんです
それが6ATになってからレベルゲージが無いタイプ
オーバーフロー方式
になっちゃったんです
レベルゲージを廃止することで市場での異種油混入、過剰、過少注入を防止しメンテナンスフリーにすることが目的みたい
オーバーフロー方式って
図はマークX用なんですけど・・・
たくさん入れ過ぎたATFをオーバーフロープラグから抜き取る方式なんです
図を見て解ると思うんですけどオイルレベルが過剰、過少になりにくく管理精度が向上しているんです
これだけの説明だと交換簡単そうに見えるんですけど・・・
ATFの量は規定温度で調整しなくちゃいけないんです
今までのゲージタイプだと油温80度前後でHOTの範囲以内とちょっとゆるい調整だったのが
オーバーフロータイプだと例えば調整する適正温度が40度~45度って決まってるんです
調整温度の範囲が5度しかないのに・・・しかーも油温の上昇が早い早い
適正温度でオーバーフローの量を見て適正か判断するんですけどオーバーフローしなかった場合ATFを冷ます事から始めなきゃいけないんです
お客様に来店して頂いた時も調整油温以下になるまで冷ますことから始めて長い間待ってもらうしか・・・
時間もかかるし工賃も高くなるし
ユーアイビークル3店舗には診断機もあり油温も見ることができるのですが・・・
油量調整も難しくなっているので万が一を考えて
6ATは交換不可
と判断したんです
6ATのみなさんごめんなさい
6ATはATF交換はできないですけどとっても優れているトランスミッションなんですよ
なーんでか
6ATには減速時ダウンシフト制御って機能があるんです
どんなものかっていいますと減速時にダウンシフトしてくれるってヤーツね
ダウンシフトの何がいいのか
まず最近の車には減速時のアクセル操作していない時回転数が900rpm~1000rpmになるまで燃料の噴射を停止(フューエルカット)しているんです
減速するのに燃料必要ないですからね
フューエルカット復帰前にダウンシフト(6速ー5速、5速ー4速)してエンジン回転数を上げちゃえば~
フューエルカットの領域を増やすことができるんです
これを勝手にしてくれるのが6ATに採用されている
減速時ダウンシフト制御なんですよ
燃費良くなってる理由がここで少し解りましたね
違和感ある減速だな~って感じていた人 理屈が解れば減速いっぱいしたくなりますね
4ATには付いていない機能ですけどマニュアルダウンシフトで燃費向上できますのでチャレンジしてみてはどうですか
車もイイですけど昨日から開通した北陸新幹線乗って富山に遊びに行ってみて下さいね~
ハヤクシンカンセンノリタイ
埼玉店 上田
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4型6AT((+_+))
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