以前ブログに書いたアネックスさんからお借りしたカムロードのキャンピングカーを返却に徳島県まで行ってきました
明石海峡大橋を渡って、
大鳴門橋を渡り、徳島県へ
個人的に淡路島には行った事がありましたが、四国に入ったのは今回が初めてでした
大きな工場でキャブコン・バンコンが製造されていり過程を見学
あと、カムロードのダブルタイヤやシングルタイヤのベース車両を見せてもらい、トーションバーやスタビの寸法を測らせてもらったりと貴重な経験ができましたアネックスさんありがとうございました
さて、先日の作業紹介からブログ書いていこうと思います
先日のメインの作業と言うとこの車
富山からお越しいただきました
ベース車両は、ナローボディのDX4WD車
がっつりキャブコンですからねぇ~いくらアルミボディと言えども車重量はそれなりにあります
車重量は2450kg総重量は2835kg
作業依頼は
・リアスタビライザー
・コンフォートショック
・トーションバー
の3点です
トーションバーの選定はお任せでとの事でしたから、ピットに入れる時に必要以上にブレーキを踏んで通常のハイエースの”揺れ””ノーズダイブ”の程度を観察
検証
よくわかりませんが、違いを確かめてトーションバー選定
ベース車両がDX4WD車ですから、純正トーションバーは26570(24.4Φ)が入っております
S-GLの26550(23.0Φ)から比較するとそれなりに太い純正ですからね
ベース車両によって純正トーションバーの太さが違うから、選びにくいんですけどね
だから、遠方からもたくさんご来店いただけていると思っています
車重量が2450kgということから26.9Φ(4WD)にしました
24.4Φ ⇒ 26.9Φ 47%UP
リアの車高をフロントに合わせてローダウンして欲しいと言われたのであれば27.5Φくらいでも良かったのかも知れませんが、フロントの車高はそのままで良い
との事だったので26.9Φにしました
重量もあるので減衰力のダイヤルは”11”でお出ししました
乗り心地が悪いから…とこのダイヤルを数字を小さくされる方がお見えになりますが”逆”です
乗り心地が悪いと感じたのであれば減衰力を大きくして揺れを止めないといけません
それなのに数字を小さくしてしまうと揺れを止める力”減衰力”が小さくなってしまい逆効果なのです
ココだけは、間違えないで下さいね
作業も終わり、試走に行ってもらうと
「フロントの沈み込みが少なくなって”揺れ”の収まりも良くなり乗りやすくなった」
と喜んでいただけましたとさ
一言でハイエースと言ってしまえば1車種ですが、3人乗りのDXガソリン車(1670kg)からコミューターGLの4WD車まで車重量が600kgくらい違います
おまけに今回のようなキャブコンタイプのキャンピングカーだと車重量は2450kgでした
2450kg - 1670kg = 780kg
積載無しで780kgも重い車ですからね
現行のスズキ・アルトの車重量が720kgくらいなので車1台分の重さが違うワケです
それなのに減衰力(揺れを止める力)が同じって事は無いでしょ
だから、当社は減衰力調整機能は必須条件だと考えております
しかも減衰力を調整したって体感なんてできないって思っている人もみえます
ショックやその車種によっては、そんなショックもあるのは事実
でもそれって
通常の車の車重量の幅が上に貼り付けした車重量の幅しかありませんからね
ハイエースは、重量の幅が車種(架装含まず)だけで 2240 - 1670 = 570kg も違うんですよ
この資料を見てもらうとハイエースがいかに重量差がある車ということがわかってもらえます
「こんなの軽自動車じゃん」
と思う人もいるかも知れませんから、いちおう乗用車も書いておきましょう
乗用車を見ても軽自動車と変わらないくらいしか重量差は無いのです
だから、減衰力の幅をあまり設けていないショックが多いのは事実
その結果、今まで他車種に取付した減衰力調整ショックの減衰を変えても変化が感じにくいって事は普通な事ですし当たり前な事なのです
しかし、ハイエースの車重量の幅もそうですが、架装の重量もあるので当社のショックは減衰力の幅がビックリするくらいあります
よって、減衰力を変えると幅がある分、変化を感じやすいんですねぇ
裏を返せば幅がある分、微調整ができないですいい事ばかり書いても意味ないから、あえてデメリットも書いておきますわ
何かメリットがあれば、デメリットにもつながるんです
長所と短所は紙一重って言うでしょ一長一短ね
ハイエースでレースに出るワケでは無いので僕は、微調整するような車種じゃないから重量の幅をとったまでです
そんな感じです
自分の使用方法や仕様・好みなどしっかりとショップさんに伝えてショック選びして下さいませ
わからなければ僕あてに電話下さいまし
さて、話は変わってオイルネタ
先日、ちょっとだけ書いたガソリン用オイルの試作の試作
大阪のやかましいお客様の意見を取り入れて「もっと気持ちよく走れるように」と改良したオイルです
大阪店のスタッフが名古屋店に来たので投入
このスタッフは、あまり走る子じゃないのですが、投入してから数日して電話を入れると
「あのオイル何ですかめちゃくちゃスムーズなんですけど…
いつもの感覚で走っていたら+20km/h余分に速度が出ていて慌てて速度を緩めました
」
との事試作オイルから、どう変化させたか
は本人には言ってません
当然、今までもルブロスを入れているスタッフですが、こういうインプレッションは正直嘘くさいが面白い
語弊があると駄目なので言っておきますが、前回入れた試作の試作オイルの評価も悪くなかったんですよ
今までのオイルよりトータルでは良いけどこのあたりでもう少しトルクがUPするように
というご希望に近づける為への仕様変更です
前回、試作の試作オイルを入れた大阪のうるさいお客様に交換して間もない状態からこのオイルを入れてもらって、変化がどうなるのか
もっと注文がつくのか前回の合格ラインより高くなったのか
が楽しみでなりません
乞うご期待下さいまし
ディーゼル用の試作の試作オイルの評価も良いですし、夏終わったくらいに発売できるといいなぁ~
ただし、今回は試作オイルと名を残したとしても1L=2500円(税別)ではおさまらないと思いますこればっかりはすみません
おさまらないのであれば、Ver2の上のグレードにて販売する事になるのかな
1Lあたり300円くらいの値上げかなこの金額で了解がとれるのであれば業販もできるようになるはずなので…。
遠方の方でルブロスオイルが気になっている人への販売も可能ですし、ショップさんへの業販も可能です
売れているのにはワケがあります
今日もハイエース以外の車
ダイハツ・ムーブが2台仲良くオイル交換
で、1台にはメディクールも施工
もうそんな季節ですね各店舗共に施工可能ですのでお気軽にお申し付け下さい
昨日は、ハイエースのデフオイル交換
エンジンオイルは、もちろんルブロスオイルデフもルブロス
ルブラーさんです
こちらは、ルブロス・クーラント添加剤注入
毎日ルブロス関係の作業してます2013年3月2日にブログを書いていますから、それより少し前に取扱を始めております
6年が経過したワケです
良くなきゃこれだけSNSが発達している昨今の日本で6年経過したら売れませんって
今もまだ売れているオイルには訳があるんです物は試しに入れてみて下さいまし、気になるブログを添付しておきますから
⇒ こんな事で変わるんだねぇ~(驚)2013/3/2
騒音計の画像を添付してありますから、オイル入れたらどうなったのかが一目瞭然ですよん
最後は、再度トーションバーの話題
トーションバーの選定にご来店になったので書きますね
横からの画像の方が解りやすいかも知れませんね
スーパーハイルーフの車両です
4WD車でフロントの軸重が1400kg、かなり重いですね
実際に乗ってブレーキを踏んでノーズダイブを体感して26.9Φでも良いかなとも思ったのですが…
4WD車特有の尻下がりを解消したいという希望もあり、トーションバー交換時にフロントを30mmくらいローダウンしたい
って事でしたから当社のオリジナルトーションバーでは無く
27.5Φ(4WD)に決定しましたとさ
27.5Φは、4WD車の場合あまり使用しないので在庫が無いので作業は来月そもそも当社のラインナップに無いのでお許し下さい
作業したらまた報告します
・大きな車
・背が高い車
・重い車
は何か特殊な事(ローダウンなど)していなくてもバランスを取るためにやるべきことがたくさんありますねご相談お待ちしております
面白い動画を貼り付けしておきますのでチェックしてみてね ⇒ 300系?
では、また
名古屋店より かみむら