今日も足廻り作業元気にこなしております
まずはノーマル車高から、40mmダウン
40mmダウンと同時にリアスタビライザー
まいどの定番必需品
横風がキツイ日や高速時の安定感が全く別の車になりますからね
で、40mm(1.5インチ)ダウンのお車でもトーションバー交換は忘れません
4型S-GLの2WDガソリン車なので26520(24.5Φ) ⇒ 26.0Φ 27%UP
フロント40mmローダウンするのでアジャスタブルスタビリンクも交換しましたよ
交換後に試走に行ってもらった感想は
「これなら、ショック交換しなくてもノーマルショックのままで良さそうな感じですノーマルの車高の時より乗り心地良い
」
といった感じでした
しかしながら、やはりノーマルショックだと車体の”揺れ”が残ります
で、今日の昼からの作業が1件キャンセルになったのでその時間にこのお車のショック交換作業させてもらいましたとさ
ローダウンして、トーションバー交換してリアスタビライザー取り付けして乗り味を感じて、ショックを入れる
なかなか良い方法ですね
これで別物の乗り心地になると思います
さて、今日の作業は昼からも足廻りがあるのですが作業紹介はこれくらいにしておきます
今日の本題は、タイトルにもあるTPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)のご紹介
あまり国産車には馴染みが無いワードかも知れませんが、現行のカムリなどは標準装備されていますね
外車は、既に標準装備されておりますね
アメリカで2000年に起きたタイヤ空気圧の低下により発生した事故により、自動車の安全規制TREAD法が可決された。そのため、タイヤ空気圧を監視し低下を警告するシステムの装着が義務付けされた。アメリカでは、新車販売に対し数年前から段階的に義務化され、2007年9月より完全義務化となる。又、ランフラットタイヤを装着する場合は、本ユニットを装着する事が協定で定められている。
らしいです
TPMSは米国だけでなく、2012年では欧州で義務化が決定され、2013年には韓国でも義務化され、 こうした国へ輸出する日本車もTPMSを標準装備している。
らしいです
日本では義務化が遅れているんですレクサスの一部の車種には装備されているんですけどねぇ~
日本って進んでいそうで実際は進んでいないんだねぇ~
利権が働いているんでしょうねぇ~嫌な世の中ですねぇ~
さて本題に戻ります
TPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)は簡単に言うと、タイヤの空気圧を常にチェックしてくれるシステムね
高速道路でのパンクやバーストって意外と多いですよね
そんな事故を未然に防いでくれるかも知れないシステムですからね大切です
気になる人も多いのではないでしょうか
どのように監視するかと言いますと…
と、その前にTPMSと一言で言っても2種類あります
・直接的TPMS
・間接的TPMS
です
直接的TPMSは、こんなセンサーをホイールの内部に入れ込みます
どんな感じに取り付けするかと言いますと
こんな感じに取り付けします
このセンサーが、4本のタイヤを監視してくれるワケね
で、間接的TPMSはこんなセンサーをホイールに取り付けせずにABSセンサーからの信号で検知する方法もあるみたいですが、アメリカのトレッド法の基準に適合していないのでアメリカでは直接的TPMSしか駄目ね
やはり正確さはセンサー埋設の方が良いワケです
「そんなん今、ネットで安く出ているじゃん」
と言った声があるでしょう
現在ネットで販売されているようなバルブの先っちょに取り付けする物は、ムシを通ってから感知しているので世界基準から言うとTPMSとは言えません
厳密に言うとね
このような形式のセンサーね
実際にキャンピングカーのお客様だと取り付けされている人もチラホラ見受けられますが、やっぱり正確な方が良いじゃないですか
それにもっと大切な事があるんです
それは、ハイエースやキャンピングカーって普通の空気圧じゃない所です
ハイエースって、ノーマルタイヤでメーカーの推奨空気圧が、フロント3.25kg/cm2・リア3.5kg/cm2じゃないですか
お客様の中には4.0kg/cm2を超えて入れている人もみえます
これくらいの空気圧になってくるとセンサー内蔵型の後付けTPMSやバルブに直接取り付けする物では対応出来ないんです
で、ハイエース・カムロードなどのキャンピングカーやもちろん普通のキャンピングカーにも取り付けできる”ミドルレンジ”の直接的TPMSが販売されます
通常は0~4.0kg/cm2くらいまでしか測定できないんですが、圧力の測定範囲が0~8.0kg/cm2と何ともたくましい
4.0kg/cm2までしか測定できないのに3.8kg/cm2ってやっぱり機材に負担掛けちゃうので余裕があった方が望ましい
「そんなんタイヤの中にセンサー入れたなら電池の寿命も気になるし、タイヤローテーションの度にセンサーも取り替えしなきゃいけないのなら大変じゃない」
と、言う人も多いと思います
良いところつきますなぁ~お客様
タイヤ内のセンサーの電池の寿命は4年ほど
タイヤの寿命を考えれば十分な長さですよね
で、タイヤローテーションですが、従来品の後付TPMSであれば右前・左前・右後・左後としっかりと把握してタイヤを取り付けしないと意味がありませんでした。どれがどの数字を表しているのか不明ですからね
しかし、今回の新製品はタイヤローテーションを行なっても電波の位置関係でローテーション後も右前・左前・右後・左後を再設定を自動で行なってくれるんだなぁ~
凄いっしょ
どんな表示かと言いますとまだ開発段階とまでは言いませんが、こんな感じ↓
異常があると本体の周りがオレンジ色に変化して警告してくれるってワケ
このTPMS(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)が来年の3月末くらいには販売できるはず
定価は40000円くらい※取り付け工賃やタイヤ組み換え工賃は別です
なかなかお手頃な金額での販売となるので僕のアクアには入れてみようと思ってます
移動距離が多いですからねぇ~
実際に高速走行時にタイヤ内部の温度など見れるので面白いと思いますし、やはり事故を未然に防げる手段になりますので今後増えてアイテムと思いますし、ドラレコのように装備しないといけないアイテムになっていくと思います
まだまだ発売まで時間がありますが、皆さんの考えをお聞かせ頂ければ嬉しいです
是非とも買わなくても良いので欲しいか欲しくないか
連絡下さいまし
コメントでもOK
お待ちしてます
では、また
名古屋店より かみむら