今日もいつものようにトーションバー交換
しかも、ご依頼はヘッドライトの交換作業だったのですが、作業後に
「やっぱりトーションバーって交換した方が良いの」
って質問になり急遽作業開始
ナロー4駆S-GLのお車ですから26550(23.0Φ)の太さから当社のオリジナルトーションバーへ変更ですので24.9Φと2WDに比べると少し太さの”差”に違いがありますが、それは話しだすと今日は帰れなくなるのでやめておきます
メール等で質問されても書くのがものすごく時間が掛かるので電話で質問してね
23.0Φ ⇒ 24.9Φ 37%UPというトーションバーです
お車はフロントを40mmくらいローダウンしてあるお車なのでまさにこのお車の為に作ったようなトーションバーなんですよねぇ~
2WDの場合はリムさんのトーションバーを良く使用しておりますが、それはちゃんとした理由があっての事なんです
2WDはヘビーロワードも可能ですから、ガソリン車の2インチダウン用に製作した25.7Φの専用トーションバーで、
それ以上のローダウンや重い車両には、その車両に合わせたリムさんのトーションバーを使用しているんです
その事はいつもブログを読んでくれている人なら解ってくれているはずです
しかし、今日は4WD車
4WD車は、当然車両が重いのですが、4WD車のトーションバーは2WD車と比べると
4WD車の方がトーションバーが長い
んですそれは、アッパーアームを固定するアッパーマウント位置が違うんだと思うのですが、それは良しとして、車は重いのですがトーションバーが長い分、ひねれる箇所も多くなりますから細いはず…
まぁ最後はアバウトな書き方になってしまうんですけどね
そんな理由でトーションバーが2WD・4WDでかなり太さが違う訳です
太さが違う事をわかってもらえた所で本題に入ります
リムさんは4WD用トーションバーも発売してみえます
その太さを見てみると…
これも2WDと同じで26.0Φと27.5Φなんです強化とハイパーね
コレをS-GL4WDの純正トーションバーである23.0Φ(26550)と比較してみましょうか
こんな感じになってしまいます
皆さんご存知のように4WD車は、ローダウン量によってはドライブシャフトブーツの破れや異音の原因となってしまいますので2WDのようにローダウン出来ないんです
可能なローダウン量もワイドとナローでも違いますが、いいとこ
ワイドでフロントが50mm
ナローでフロントが40mm
あまり薦めない数字を書いているのは事実ですが、これくらいがマックスだと思います
それ以上は異音が発生する可能性の方が高いからです
これくらいしかマックス落としたくないのに
23.0Φ(26550) ⇒ 26.0Φ 62%UP
27.5Φ 103%UP
って、硬すぎてしまうんです
だから、僕は24.9Φの4WDトーションバーを作ってもらった訳なんです
24.9Φなら、S-GLに取付で33%UPでワゴンGLに取付で22%UPなんですわ
何度も言っていますが、トーションバーは”大は小を兼ねないんです”
絶対に
あまり言うべきことでは無い事ですが、4WDのマイルドローダウン車に当社の24.9Φトーションバーが無い時代
もうすぐ完成してくるから待ってから交換しましょうとあるお客様に提案しておりました
しかし、待てないと他店舗で27.5Φトーションバーに知らないうちに交換されたんです
お車は2型のワゴンGL4WD
しばらくして電話があり
「よその店で”大は小を兼ねます”と27.5Φを取付したら、乗り心地悪すぎるどうすれば良いですか」
との事
正直な話、僕に相談されても…
もう少しローダウンすれば乗り心地良くなりますかねとも言われましたが、ワゴンGLの純正トーションバー23.7Φと27.5Φと比較しても80%UPなんです
そりゃ硬いですよ
で、次は当社でこのトーションバーを交換する事になったのですが、
「あまりに太さが違いすぎる」
と当社の24.9Φは嫌と26.0Φを取付した訳ですよ
この場合は44%UPだったのですが、やはりローダウン量が足らずかで硬い
で、結局当社のオリジナルトーションバー24.9Φ(22%UP)にしたと言う事例もあります
どうしても僕が書くブログは、商売ですからね
「金儲けの為に書いているから嘘かも騙されるかも
」
という考えになってしまうのは仕方ありません。なんて書こうが懸念材料は、”0”には出来ません出来っこ無いんです
でもね、しっかりとブログを読んでくれれば解ってくれるはずです
商売だけで書いているのなら、2WDにリムさんのトーションバーばかり取付しませんよ
僕はただ、選択肢が欲しかっただけなんですから
4WD車だって、キャブコンやバンコンと呼ばれるキャンピングカーなどには、架装が重いのでノーマル車高の車にだって、当社のトーションバーでは意味が無いので車に合ったリムさんの26.0Φや27.5Φのトーションバー取付していますよ
嘘ついて取付してもバレますからね
ちゃんとその車に合った物を当社の知識で選ばせて頂きます
他店で「トーションバーなんか変え無い方が良い」と例え言われたとしてもお車によっては、絶対に替えた方が良い車だってあるんです
2WD車の2インチ以上ローダウンしてある車でハイエースなら、絶対に交換した方が良いんです
今日の4WDのお客様も試走してもらうと
「こんな感じにしたかったんだよ」
と言ってもらえましたよ
前回も書きましたが、いくら高価なショックを入れて減衰力を調整したとしたって、所詮誤魔化しなんですよ
あくまで車を支えているのは”バネ”であるトーションバーなんです
トーションバーで入力を抑制した上でのショックアブソーバー減衰力調整ですからね
それは1番大切な事ですから、絶対に忘れないで下さいね
ちゃんとしたトーションバーを選定すれば乗り心地は硬くなりませんから
あっ結局長々と書いてしまっていますね…
では、また
名古屋店より かみむら