今日は、少し嫌な事を書きますので気分を悪くしたくない人は、ココでご退席を
今月の名古屋店10周年記念セールでも特売しております8段階コンフォートショックアブソーバー(ショートストローク)取替工賃込みで60,000円(税別)の売れ行きも好調で残りも僅かとなっております
現在ではモデルチェンジして8段階 ⇒ 14段階に変化しているのですが、ただ単に8段階が14段階になっただけでは無いんです
まぁ今回はその話は置いておいて
ハイエース = 乗り心地悪い
と言う方程式でかたをつけてしまう人も多いですよね
だったら、ショックを交換すれば乗り心地よくなる
と思っている人も多いはず
でも、その捉え方に問題があるのでは無いかと警鐘を鳴らしてみようと思います
良く勘違いされているのが、
ショックを交換すると乗り心地が、柔らかくなる
っていう誤解です
まぁ特にバンリーフ(ヘルパーリーフが装着されているリーフ)の場合なのですが、
もともとのリーフという普通の車で言えばバネですよね
そんなバネにショックを取付したらバネ自体の硬さが変わると思いますか
硬いバネは、どんなショックを取付しようが硬いままです
「だったらショックを交換したって意味ないじゃん」
って思った人も多いはず
ココからは少し難しくなると言うか説明しづらいので良く読んで下さいね
車で段差を乗り越えるとします
当然、その段差で車体が上下します
その上下する車に取付されているショックアブソーバーの動きを考えてみましょう
考え方の例え話なので本当の事だとは思わないで下さいね
これが通常(ノーマル)の動きだとしますこれが1セットの動きですよね
これを繰り返して走行している訳です
それが…
1秒で縮んで3秒で戻るとしたら、体感的にはどう変化すると思いますか
元の位置まで戻るまでに2秒の差異が生じたのであれば…
例え話ですが、エレベーターに乗った時と同じように僕は思います
エレベーターの動き出しは、スピード変化”加速”があるので”動き”がダイレクトに体感できますが、最高速度に達したらエレベーターが動いているという”体感速度”ってエレベーターという外が見れない閉鎖された箱の中だと動いている”速度”って体感しにくいでしょ
で、目的階に近づき徐々にエレベーターにブレーキが掛かると重力変化で”減速”を体感しやすくなるんです
わかりにくい変な例えですかね
コレを車に置き換えれば、1秒で沈み込んで1秒で戻っていた車体が
1秒で沈み込んで3秒で戻ると考えるのであれば、2秒分だけの元の位置まで”戻る”という差異が”揺れ”を体感しにくくなるんです
で、この沈み込む動きを、
野球のキャッチボールのようにボールがグローブに入ったら、ボールに合わせてグローブを後方に動かしてボールのショックを吸収しにいくかのように動かしますよね
手のひらが痛くないように
この動きのように動きをスムーズに柔らかく受け止めて元の位置まで戻してくれたらもっと優しく感じませんか
この動きをショックに用いれたら、段差のショックも柔らかく感じるっていうか勘違いする訳です
これこそが当社が求めると言うか考えているショックを換える目的なんですね
硬いバネ(リーフ)は、どんなショックを入れても柔らかくはならないんです
当社のコンフォートショックは言わずと知れたオイルショックです
オイルショックでもメーカーによって色々考え方が違います
当社のショックは、入力側ができるだけスムーズに縮めて、ゆっくり伸ばすので上記の作用で乗り心地が良く感じる事ができるんですよねぇ~
で、もっと肝心なのは減衰力調整についてです
車体が上下に揺れるその”揺れ”を止める力が”減衰力”です
リーフの乗り味が硬ければ、減衰力を大きくしてあげないと”揺れ”は止まりません
よく聞くのは、
「乗り心地が悪かったから減衰力ダイヤルの数字を小さくしたわ」
と言う意見です
減衰力ダイヤルもメーカーさんによって色々違います大体のメーカーは数字が大きくなると減衰力が大きくなると思います
ですから、根本的には乗り心地が硬く感じた!上下の動き”揺れ”が止まらないのであれば数字を大きくして”揺れ”を止めてあげて欲しいのです
もちろん設計の違いで数字を大きくしてしまうと入力(縮み)側がめちゃくちゃ硬くなってしまうショクの味付けもありますから、選定が難しいですが
そういう味付けのショックで、その乗り味が嫌いであるのなら、残念ですがショックの選定ミスですわ
当社の味付けは、上にも書きましたが、できるだけスムーズに入れてゆっくり伸ばしてあげるので特にファミリーユースには持って来いの味付けになっております
細かく言えば”ゆっくり入る”ってのも先程上に書いた味付けにあたるんですけどねぇ~
じゃないとヘビーロワードにあまり合わないショックになってしまうのでその辺が味付けなんだなぁ
三重県の60歳を超えたキャンピングカーに乗ったお客様が、毎週日曜日に名古屋店に遊びに来てくれます
その人は、当社の8段階コンフォートショック(KYB製)から他社さんの8段階調整ショック(KYB製)に変更されて
後悔
同じKYB製でも全く違うんだな
で、どうしたかと言いますと、フロントスタビ(4WD)を強化に替えて、
でも、ダメ
で、トーションバーを強化に交換して
でも、ダメ
出た答えは、トータルで考えれば当社のコンフォートショック(8段階)のままでフロントスタビ・トーションバー交換しない方が良かった
で、結局今は14段階コンフォートショックアブソーバー入れてみえます
同じ製造元だって、こんな結果になるんです
ショックの選定って難しいでしょ
一言で当社のショックを表現すると”しなやか”かな
ブログを読むだけでは解らないと思いますのでお気軽にご相談下さい
買い替えキャンペーンも行っておりますし、有名メーカーさんから交換した人も満足してみえますよ
どうも闇村です
最後に今日の作業紹介
昨日に引き続きトーションバー作業
4WDの4型S-GL
リアの車高にフロントを合わしただけのマイルドロワードですが、ダワダワするとの事で名古屋店までご来店
4WDでマイルドロワードでしたから「純正流用」と思いましたが、少ししっかりさせたいとの事で当社のオリジナルトーションバーの登場です
リムさんばかりで久しぶりの登場です
純正26550(23.0φ)⇒ 24.9φで約37%アップです
で、ピットから出す時に違和感があり、リバウンドストップを見ると
リバウンドストップがアッパーアームとぴったんこ
どうやってこのリバウンドストップ入れたんだろうと考えながら、このままではせっかくのトーションバー交換も意味が無くなりませんが、やっぱり最善の方が良いでしょ
って事で…
カット、カット、カット
今回は玄武さんのリバウンドストップだったので柔らかく乗り心地が極端に悪くなっていませんでしたが、これが硬いリバウンドストップだったら…
あきません
伸び側が無い方が乗り心地悪いです
試乗してもらうと思ったほど硬くないしっかりした
との事で減衰力を調整してみえました
お次は、4型ワイドS-GLガソリン車
こちらもトーションバー
4型S-GL2WDガソリン車は26520(24.5φ)では無く4型S-GLディーゼル2WDと同じ26540(25.6φ)といきなり太くなりまする
強化トーションバーだと26.0φなのでヘビーロワードではありませんが、27.5φのハイパーの登場です
25.6φ ⇒ 27.5φ 約36%UPですね
26.0φ~27.5φが、どこの製品見ても無いのでやっぱりこの中間くらいの太さ欲しいなぁ~無い理由は知っているけど
社長におねだりしたら型代出してくれないかな
怒られるかな
一回頼んでみようかしら
さて、お次は…
このフリはまさかのまたもやトーションバーです
左側なので車が解りませんよね
右はスライドドア無しですから、ワゴンGLでございます
ワゴンGLのトーションバーは26510(24.2φ)
リアのリーフも柔らかいのでバランスも考えてリムの強化トーションバー(26.0φ)を選定
これで24.2φ ⇒ 26.0φ 33%UPね
今日だけでトーションバー交換3台
トーションバー作業が一日3台ってのは大変珍しいいでございます
この先あるのかいやあるように情報を発信し続けないと
リアスタビが一日3台は、珍しくないんですけどね
昨日書いたブログに入っていない作業だったので2件増えて、このままなら1ヶ月で12件トーションバー
もっと増えるかな
エアグーも好調です
大阪からのご来店
で、トーションバー作業の京都の人
で、日産ラシーンに施工
これで39台施工終了しております
貴方も不思議体験してみませんか
エアグーは名古屋店のみ施工となっております
では、また
名古屋店より かみむら