少し書くのが遅い気もしましたが、実物の画像が無くて
7月頃に小マイナーチェンジがありましたよね助手席のドアのカギ穴が無くなりました
そんな事を今日書きたかった訳では、当然ありません
ワゴン車の4WD車にLSDの設定が無くなりましたよね
以前もワゴン車(普通ナンバー3・5)だと横滑り防止機能が義務化されていましたが、10人乗りは付いて無くても良かったんです
ですが、10人乗りも横滑り防止が義務化されたのでハイエースのワゴン車にもこのマイナーチェンジで取付されました
単に無くなった訳ではなく赤色で囲った機能が装備されたので無くなった訳です
難しく書けばEBD(電子動力配分制御)付ABS+ブレーキアシストとVSC&TRC
VSC(vehicle stability contorol)
TRC(traction control)
VSCは車両の横滑りをセンサーが検知すると、4輪それぞれのブレーキの力とエンジンの出力を自動的に制御し、車両の安定性を確保します。例えば、オーバースピードでステアリングを切っても曲がらない場合(アンダーステア)では、クルマをカーブの内側に向けるように制御。また、急激なステアリング操作でクルマがスピン(オーバーステア)し始めた場合には、クルマを外側に向けるように制御。
TRCはトラクションコントロールですから一度は聞いたことあるのではないでしょうか?
発進や加速時に駆動輪の空転を検知すると、駆動輪にブレーキをかけたり、エンジン出力を抑えたりすることで、タイヤの空転を抑制。タイヤと路面の接地性を確保し、ふらつき防止に寄与してくれます
難しい話に聞こえますが、簡単に言ってしまうと横滑り防止装置簡単にしすぎですね
余談ですが、サクシードとプロボックスが5ナンバー(ワゴン)が無くなったのはこの横滑り防止装置を取付するにはコストが掛かるので5ナンバーを廃止して4ナンバーのみになったと聞いております
話は戻ります
その横滑り防止装置が取付された事により4WD車のLSDが選べなくなった(無くなった)訳ですが、どんなホーシング・デフになったかずっと気になっていたのです
しかし、実際にそのワゴン車を見る機会も無かったので今までブログを書けなかったんですが、今回の大阪店に行ったらあったので書きたいと思います
横滑り装置が取付されかなり仰々しい物が取付されているのかな
と思っていましたが、実際はハイテクですがホーシング自体はアナログのままでした
では、説明に入りましょうかね
コチラは今までのホーシングについたブレーキの画像ですね
緑の矢印のようにブレーキフルードが流れて制動力が加わります
ブレーキラインが画像の上に2本あるのはプロポーショニングバルブ(荷重加圧装置)が取付されているので①行き②戻りの配管が2本通ってます
この配管がワゴン車は、こう変化しました
元(前方)からは今まで通り2本ブレーキラインがありますが、行き戻りでは無く2系統
おそらく電子制御でブレーキ制動力を左・右で変えているみたいです
ホーシングで横滑り防止装置って、かなり仰々しいのかなと思っていましたが、ホーシング廻りの見た目は意外とアナログでした
見た目は
もちろんそれを制御している装置はGセンサーや空回り感知などハイテクな訳なんですけどね
しかし、デフの中は通常のOPENデフなのだろうか?と言う疑問が残りました
どうなんだろう気になってきた
トヨタディーラーの友達に聞いたら分かるかな興味ないから調べてくれないだろうなぁ
で、この装備が付くことによりプロポーショニングバルブが無くなりましたのでプロポーショニングバルブ補正ブラケットは取付できなくなりました!
ご注意下さい❗️
しかし、何故かステーだけは取付されていて面影だけありました(笑)
誰も興味ない事かも知れませんが、ブログに書いてみましたとさ
では、また
名古屋店より かみむら